綱引きと波線
おはようございます。
こころとからだの整体 こばやし施術院の中の人、こばやしです。
以前書かせていただいた、「腰痛警報」。
何も対処されなかった方の腰痛の方も落ち着いてきて、そろそろ慢性化されている頃かと思います(笑い)
このところ腰痛から肩こりや頭痛に発展されてお越しになられる方がこのところ多くございます。
我慢したり、自分でなんとかしようとしてお身体を壊される前に、プロにお任せいただき根本療法を一緒にさせていただければと思います。
さて今回は「綱引きと波線」です。
施術後によくお話をさせていただいていることです。
以前も波線について書かせていただきました。
波線
人には日によったり、天気によったり、時間帯によったり、環境によったりと様々な痛みを出す波があります。
例えば
「朝は調子いいんだけどお昼くらいから頭痛酷くなる」
「寝起きが腰が痛い」
「この時期は毎年調子が悪い」
などなどこんな感じでおっしゃられる患者様が多くおられます。
わかりやすくするために図を作りました。
重症の患者様の多くは最初痛みのライン(赤線)より下に波があります。
これはこころの病気でも同様で、精神的にも波線が下の方にあります。
何をしてもどんなときも痛みがあったり、こころが苦しいつらい状態です。
施術ではこの波線を赤線より上に移動させるようなイメージで施術をしていきます。
※一気に赤線の上に波線を移動させることができれば良いのですが、なかなか難しくその理由は次の「綱引き」でご説明させていただきます。
施術するうちに波線を上げていき。
理想としては赤線より上に波線を上げていきます。
しかしながらこの波は最初の方で書きましたように、環境など様々なことを原因とし波線が下がることがあります。
当院にお越しになられる方の多くはメンテナンスという形で、波線が下がらないようにリピートしていただいている方です。
綱引き
上でも少し触れさせていただいた「綱引き」。
施術後、今まで患者様が長年過ごされた姿勢が変わっています。
人間長く過ごして来られた姿勢は例え悪い姿勢であっても、それがその人の姿です。
そのため施術で変化した姿勢を、元の悪い姿勢に戻そうとする力が働きます。
そうなると身体の中で綱引きが始まります。
何度か施術をさせてもらうごとに、施術後の姿勢の綱がどんどん引かれて改善の方向に向かっていきます。
が、施術の時間が開いたり、上に書いた波線など様々な悪い状況でどんどん悪い姿勢が綱を引いて劣勢になっていくようになります。
この二つが最近患者様に施術後にお話をさせていただいている事です。
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