脳脊髄液
「こころとからだの整体 こばやし治療院」の中の人、こばやしです。
今日は久々に脳脊髄液について今までの書かせていただいた事をバージョンアップさせつつも、最近の環境もふまえた事を書かせていただきたいと思います。
僕がさせていただいている施術は頭蓋骨調整を主軸とさせていただいております。
ぎっくり腰や内臓の調子が悪いという人にも頭蓋骨の調整をします。
カイロプラクティックやオステオパシーの考え方として、身体のロック(動かない・動きの悪い)されている歪みを調整することで、身体の中にある脳脊髄液の流れを滞りなく循環させるというのが基本的な目的でもあります。
この脳脊髄液は主に第三脳室・第四脳室の脈絡叢、血液を材料として産生される透明な液体です。
一説では坂本竜馬が暗殺された際、刺客が振り下ろした刀が竜馬の前額部を直撃し、脳脊髄液が飛散したとあります。
脳脊髄液の働きとして、
・脳を卵の黄身として考えた時に黄身を守り栄養素を供給する白身の役割
・脊柱の中を通り、神経の周りの神経腔を巡り、筋肉、臓器、皮膚などに栄養素を供給
・リンパが回収できなかった老廃物を回収し、排出する
といった働きが主だったものになります。
脳脊髄液は、150mlくらいが絶えず身体にある量とされ(個人差あり)、1日にだいたい450ml生産されます。
だいたい1日に約3回循環されています。
脳脊髄液の循環は、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃん時からしている「第一次呼吸」=「脳呼吸」によって行われています。
(「肺呼吸」は「第二次呼吸」といわれています)
肺でされている空気を送り出しする肺呼吸に近いリズムでされています。
この動きは頭蓋骨でされていて、ポンプの役割をし生産された脳脊髄液は身体に送り出されます。
※最近では送り出されるというより攪拌されているという話もあります。
そして脳呼吸は肺呼吸と似たリズムと運動でされていて、肺呼吸が浅いと脳呼吸の運動も浅くなります。
「最近の人は呼吸が浅い」ということを最近テレビやメディアなどでも取り上げられていますが、本当に呼吸の浅い方が多く、脳脊髄液の流れが悪くなり身体に栄養素がいかず老廃物がたまり、体調の悪い方が多くございます。
また身体のどこか調子が悪いところは、基本的に神経腔が細まっており脳脊髄液の流れが悪くなっています。
神経腔が細まっていたり呼吸が浅いと、1日に450ml生産された脳脊髄液が身体に循環する量も減り、頭の中にオーバーフローされた状態になり、「頭蓋骨の拡大」という状態になります。
しかしながら頭蓋骨が拡大するにも限度があり、脳脊髄液は次に脳を圧迫して容積を増やそうとします。
「脳の圧迫」の状態です
脳は自分を守ろうとする能力が強いため、自身を守るために脳脊髄液の生産を減らしてしまいます。
そうなると細々とでも循環をしていた脳脊髄液の量も減り、今度は「頭蓋骨の縮小」という状態になります。
「頭蓋骨の縮小」は非常に危険な状態で、突然何が起きても不思議のない状態でもあります。
が、一番恐ろしいのは「頭蓋骨の縮小」が起こっている方は、
「強い痛みもないし特に何もないから自分は健康」と思っている方が多いことです。
症状があったとしても、
「眠い」「疲れが取れない」程度しか感じられていない方が多いです。
一時期前までは「拡大」の方が多く「縮小」の方は100人に数人いるかどうかくらいでしたが、最近では「縮小」の方が8割といっても過言ではないくらいの状態になってきています。
これはますます悪化するウィルスや食べ物、温度差などの環境、姿勢や生活などが主な原因です。
脳脊髄液の流れが悪くなると身体的に何が起こってもおかしくなく、多様な症状がでてきます。
こころの病気としても、僕の考え方は脳内の血流や酸素不足が原因で、血流や酸素不足の起こる場所で、うつ病だったり、不安症だったり、自律神経失調症などの症状に分かれると思っています。
これは脳内の血液を調べる検査でもいわれています。
この「拡大」「圧迫」「縮小」など脳の働きとして、血流や酸素不足に関係ないわけがないと考えます。
以前は施術の後にホームケアとして、クライアント様自信が家に帰っても、脳呼吸ができる方法をお教えしていました。
が、最近の環境などから状態として何度もいいますが本当に悪くなっていて、ホームケアで自分でなんとかできる範囲を超えてきてしまっていて、危機感すらあります。
「拡大」「縮小」の簡単なテストがございますので、よろしければお試しください。
【テスト】
(テストはTL「セラピーローカリゼーション」という方法でおこないます)
このテストにはテストする人、される人で2名必要になります。
※携帯やスマホなどを身につけられている場合、身体から離して置いてください(2mくらい)
①テストされる人(乙)は腕を前に出してください。
テストされる人(甲)は乙の手首を持ち、下に下げてください。
乙は押される力に負けないよう力を反発させ状態をキープしてください。
この時の筋力がどれくらい強いかで判断します。
図では乙の左腕を前に出していますが、右もテストをして強い方で検査します。
強い方がノーマル(通常)筋力とします。
②今度は乙に思いきり息を吸って止めてもらいます。
同じよう甲は乙の手首を持ち、下に下げてください。
乙は押される力に負けないよう力を反発させ状態をキープしてください。
この時、甲は①で検査した筋力と変化がないか感じてください。
③今度は乙に思いきり息を吐いて止めてもらいます。
同じよう甲は乙の手首を持ち、下に下げてください。
乙は押される力に負けないよう力を反発させ状態をキープしてください。
この時、甲は①で検査した筋力と変化がないか感じてください。
以上が頭の状態の検査になります。
第一次呼吸と第二次呼吸は連動しています。
呼吸を吸っているときは頭は大きくなり、
呼吸で呼気(吐いている)ときは頭が小さくなります。
②の検査で筋力が落ちれば、頭が大きくなれていない【縮小】の状態。
③の検査で筋力が落ちれば、頭が小さくなれていない【拡大・圧迫】の状態。
であることがわかります。
ちなみに①の段階で左右の筋肉が弱いということであれば、「肺」になにか問題があるのかも知れません。
「元気で健康なんだけど、最近疲れやす、よく眠いことがある」などがある方はご注意ください。
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
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